慢性症状・自律神経

胃酸過多

気持ちのいい明日を迎えるために

胸やけ、吐き気、胃痛、食欲不振、げっぷ、口臭などの不快感から早く解放されるよう、鍼灸でお手伝いいたします。

胃酸過多の不快感を和らげる「対症療法的な施術」と、胃酸過多のない健康なからだを取り戻す「根本治療的な施術」を行っています。
具体的には、胸やけや胃痛などのツボを駆使して、まずは、今悩まされている不快感をいち早く鎮めていきます。さらに、胃酸過多の原因を解消して、本来の健康なからだを取り戻します。
時々、「一度よくなったと思っても再発してしまう」と言う人がいますが、これは、根本的な原因がまだからだに残っているためと考えられます。一時的に良くなったとしても、原因がからだに残っていれば、いずれ再発します。
当鍼灸院で行っている積聚治療(しゃくじゅちりょう)では、病の原因を一元的に考え「冷え」と捉えています。ただし、ここでいう冷えとは、単に冷たいということではなく、「精気(エネルギー)の消耗」を意味しています。詳しくは、施術理念のページをご覧ください。
病は、その人の精気が低下して、からだに備わっている機能が正常に働かなくなることで起こると考えています。精気は生体のエネルギー源です。エネルギーが不足すると、からだに備わっている機能は正常に働かなくなり、その結果、様々な症状があらわれます。
わかりやすい身近な例に風邪があります。私たちはいつも風邪ウイルスに囲まれて生活していますが、普段は、からだに備わっている免疫機能が働き、体内に侵入してきた風邪ウイルスを退治しています。ところが、風邪をひくことがあります。それは、仕事や家事などで無理を続けた時です。からだに無理を強いる生活は、精気を余計に消耗します。エネルギーが不足した結果、免疫機能が低下し、風邪をひいてしまうわけです。

胃酸過多も同様です。
どんなにストレスに強い人でも、限度はあります。過度なストレスに長期間さらされれば、それに抵抗するために精気(エネルギー)を余計に消耗することになります。精気の消耗が、自律神経やホルモン機能に影響すると胃酸過多を招くことになります。
当鍼灸院では、胃酸過多の根本原因を「精気の消耗」と捉え、回復する施術を行っています。精気が充実すれば、自律神経やホルモンの機能は正常に働きはじめ、胃酸過多は自然に解消されます。
胃酸過多の不快感をいち早く和らげる施術と、胃酸過多の根本原因を解消する施術、この2つを組み合わせて胃酸過多からの早期脱却を目指しています。胃酸過多でお悩みの方、よくなったと思っても再発してしまう方、ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院にご相談ください。

【参考:胃酸過多について】
胃酸過多とは、食べた物を消化するための胃酸が、必要以上に胃壁から分泌される状態を言います。胃酸はとても酸性度が高いため、過剰に分泌されると自らの胃壁を傷つけてしまうことがあります。それだけではなく、胃酸が逆流すると食道が傷つき、逆流性食道炎を起こすことがあります。

胃酸過多の原因は、まだはっきりとわかっていませんが、精神的ストレスの過重が発端になると考えられています。
普段、胃酸の分泌量は自律神経とホルモンによって調節されています。食べ物が胃に入ると、これを消化するために、胃酸が分泌されますが、この時、自律神経とホルモンが協力し合って、消化に丁度いい量の胃酸を分泌します。この仕組みについて、もう少し詳しくお話します。
自律神経には副交感神経と交感神経、と呼ばれる2種類の神経があって、この2つの神経が胃酸の分泌をコントロールしています。食後、副交感神経が優位に働くと、胃壁の血液循環が活発になり胃酸の分泌が促進されます。反対に、仕事中など緊張状態の時は、交感神経が優位に働き、胃壁の血行が緩やかになって胃酸の分泌が抑えられます。このように、状況に応じて2種類の自律神経が胃酸の分泌を調節しています。
一方、ホルモンによる調節は、ガストリンとセクレチンと呼ばれる2つのホルモンが受け持っています。胃酸が不足していればガストリンが分泌量を増やし、反対に多過ぎればセクレチンが分泌量を抑えます。正反対の働きをする2つのホルモンによって、適量の胃酸が分泌されるようになっています。以上のように、自律神経とホルモンが上手くバランスをとりながら胃酸の分泌量をコントロールしています。
ところが、この2つの働きを乱すものが精神的ストレスです。自律神経とホルモンは、感情の変化に左右されやすいため、仕事などで精神的ストレスがかかり過ぎると、バランスを崩すことがあります。2つの働きがストレスでかき乱されて、胃酸の分泌調整に狂いが生じると、胃酸過多を招くことになります。また、人のからだはストレスを受けると、副腎皮質ホルモンの分泌が高まるようになっています。このホルモンは、ストレスに対抗するために分泌されるホルモンですが、これとは別に、胃酸の分泌量を増やす作用も持っています。このため、長い期間にわたってストレスにさらされると、それだけ胃酸過多になりやすくなるわけです。
<参考文献:生理学 医歯薬出版株式会社>

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