妊婦
産後の骨盤のゆがみ
産後のからだに優しいきめ細やかな鍼灸
骨盤の形を無理にもどすのではなく、からだに負担のかからないごく自然な方法で整えていきます。妊娠前の体形に戻りやすくなるよう、あなたのからだに備わっている自己治癒力を鍼灸で活性化していきます。

本来、妊娠・出産にともなって形を変えた骨盤は、その人の「治癒力」によって元の状態に戻っていきます。出産でダメージを受けた靭帯や筋肉も、ケガと同じように、時間の経過とともに、自然に治っていくものです。
東洋医学では、この治癒力のことを自己治癒力と呼んでいます。産後、妊娠前のからだに戻っていくのは、この力があるからだと思います。産後、骨盤のゆがみが気になっている方は、もしかしたら何らかの理由で自己治癒力が低下してしまっているのかもしれません。
当鍼灸院では、その大きな理由の1つが冷えと考えています。
ここで、冷えとは単に冷たいということだけではなく、実はもっと深い意味を持っています。一言で表現すると「精気(せいき)の低下」です(詳しくは、施術理念のページをご参照ください)。
出産は女性にとって一生の大仕事です。お母さんは、赤ちゃんを産むために莫大な精気、つまり、エネルギーを使います。さらに、分娩にともなう出血で、一時的に大きな冷えを生じます。通常、産後しっかりとからだを休めれば、冷えは解消されます。ところが、難産で精気の消耗が激しかったり、産後無理を続けていると、冷えはなかなか解消されません。すると、自己治癒力が低下してしまい、骨盤の回復が遅れると考えています。
はなもも鍼灸治療院では、「冷えをとり自己治癒力を活性化することで、骨盤のゆがみを整える」という、ごく自然でからだに優しい施術を行っています。
産後の体形のことでお悩みの方は、ぜひ一度、ご相談ください。

【参考:妊娠・出産にともなう骨盤の変化について】
骨盤は、寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)と呼ばれる骨から成ります。
3つの骨は、靭帯(じんたい)によってがっちりと繋がれているので、通常は、ほとんど変化しませんが、妊娠すると、赤ちゃんの成長に合わせて骨盤は形を変えます。出産の時期を迎えると、赤ちゃんが産道を通りやすいように、骨盤は大きく変化します。
ここで言う変化とは、骨自体が形を変えるわけではありません。図のように、左右の寛骨をつなげている恥骨結合(ちこつけつごう)や、仙骨と寛骨をつなげている仙腸関節(せんちょうかんせつ)の靭帯(じんたい)が緩むことで、骨盤が形を変えて赤ちゃんは産道を通過しやすくなるわけです。
さらに、子宮などを支えている骨盤底筋などの筋肉も緩み出産を助けてくれます。
妊娠中は、「リラキシン」と呼ばれるホルモンの作用によって、靭帯や筋肉などが緩みます。このホルモンは、妊娠すると分泌されはじめ、産後は徐々に減っていきやがて分泌されなくなります。
<参考文献:解剖学 医歯薬出版株式会社>
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