子宝妊活
原因不明不妊へのアプローチ
東洋医学的アプローチ
東洋医学の四診を使って不妊の原因を突き止め、積聚治療を駆使して解決に取り組んでおります。

【原因不明不妊とは】
一般に、病院の治療は、妊娠を妨げている原因を検査で見つけることからはじまります。しかし、「検査しても原因はみつからなかった」、「数値や画像に異常は見当たらなかった」ということがあります。これを原因不明不妊といいます。
新しい生命が宿る妊娠のプロセスはとても複雑なもので、いまだに妊娠の全貌は明らかになっていません。そのため、検査でみつけられないものもまだあるのだと思います。

【当鍼灸院では】
西洋医学が用いる超音波検査や血液検査のかわりに、四診(望診、聞診、問診、切診の4つ)と呼ばれる東洋医学独自の診断法を用いて、一人ひとりのからだに潜む異状(原因)を「気の概念」、「陰陽論」、「虚実観」に基づいて導き出しています。
具体的には、検査画像や数値にはあらわれないもの、たとえば、ツボ、脈、腹部、肌膚などに現れる情報や、病歴、飲食などから得られる情報を総合的にとらえます。四診は、鍼灸の数千年に渡る長い歴史の中で培われてきた診断方法です。
四診から導き出される不妊の主な原因と妊娠に及ぼす影響をまとめると次の5つになります。
1.気の生成不足・消耗過多→冷え、妊娠力、育む力の減退など
2.気血のかたより→血流の悪化、血の不足など
3.陰陽のアンバランス→自律神経やホルモンバランスの乱れなど
4.虚実の変動→病気に対する抵抗力の低下、卵管障害、着床障害など
5.体質→排卵障害など
妊娠を妨げている原因を明らかにしたら、積聚治療を用いて施術していきます。
東洋医学的に診ると、原因不明不妊にも原因がみえてきます。しかし、これは東洋医学が西洋医学よりも優れているというわけではありません。両者でみつけられるものが違うということです。なので、治療方法も異なります。
西洋医学は、検査機器を使ってして疾患の実体、たとえば、子宮筋腫やホルモン値の異常などを見つけ出し、投薬や手術で直接治療します。一方、東洋医学は、画像や数値では計れないからだの異状(気のかたより、陰陽バランスなど)を、四診を駆使して認識し、鍼とお灸を使って施術します。
アプローチ方法が異なる両者にはそれぞれ優れた点があり、お互いの手の届かないところを補完し合えるものと考えます。
はなもも鍼灸治療院は、東洋医学的アプローチで不妊の原因をとらえ、鍼灸で解消する取り組みを行っております。疑問点、ご相談などございましたら、気軽にお問合せください。
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【参考:四診とは】
四診には、望診、聞診、問診、切診の4つがあります。
1.望診
顔色、皮膚の色、舌の形態や色、舌苔、姿勢、動作などから、病んでいる臓腑や気血の盛衰、重症度などを判断します。
2.聞診
呼吸、発声、発語などを観察して、臓腑・経絡との関係、気の過不足などをみきわめます。
3.問診
問診は、現在かかっている病気や体調、日常生活の様子などから病状を見極めます。発症時期、経過、既往歴、痛みがあるときは部位と性質、その他に、体質、睡眠、飲食、便通、女性は月経の様子などから、寒熱(病状の性質)・虚実(病気の勢い)・表裏(病位の深さ)などを計ります。
4.切診
切診は触診ともいいます。脈、お腹、舌などに現れる情報から、気の充実度、臓腑・経絡の異常、陰陽バランスなどを判断します。原因を知る上で最も重視している情報です。
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