「毎月、排卵誘発剤を飲んでいるけれど…」 「お薬の量が増えていくのが不安」 「検査では大きな異常がないのに、なかなか排卵がスムーズにいかない」
排卵障害の治療で病院へ通いながら、このような不安や焦りを抱えていませんか?毎月のお薬や注射、通院のスケジュール調整など、本当によく頑張られていますね。
当院には、病院で不妊治療を受けながら「自分のお身体のために、もっとできる体質改善はないだろうか」とお悩みの方が数多くご来院されています。
排卵障害に向き合う際、大切になるのが「病院での直接的な治療(西洋医学)」と「お身体の土台を整える『体質改善』(東洋医学)」の役割の違いを理解し、上手にあわせることです。
※当院全体の不妊・妊活に対する考え方や施術の流れについては、不妊・妊活鍼灸コースのご案内も併せてご覧ください。
西洋医学と東洋医学、それぞれの「役割」と併用のメリット
排卵障害の改善を目指すうえで、病院での治療と鍼灸による体質改善は決して対立するものではなく、お互いの強みを補い合う関係にあります。
病院(西洋医学)が得意なこと:状態の正確な把握と直接的なアプローチ
病院では、血液検査でホルモン値を厳密に測定したり、超音波検査で卵胞の育ち具合を確認したりすることができます。また、排卵誘発剤やホルモン剤を用いて、卵胞の発育や排卵を直接的に促すアプローチを得意としています。
鍼灸(東洋医学)が得意なこと:病院では扱わない「体質」のケア
一方で、病院の治療対象にはならないのが「お身体全体のバランス」や「体質」です。いくら排卵を促すお薬を使っても、受け止めるお身体側の血流が滞っていたり、自律神経が乱れてエネルギーが不足(=気虚などの体質)していたりすると、お薬の力を十分に発揮しきれないことがあります。
鍼灸治療では、冷えや巡りの滞り、自律神経の乱れといった「お身体の土台(体質)」を整え、健やかな排卵が起こりやすいお身体へと導く「体質改善」を行います。
役割が違うからこそ、併用で力を発揮する
「病院の治療でお薬の力を借りながら、鍼灸で病院ではカバーしきれない『体質』を根本から支える」——。 この2つを掛け合わせることで、お薬だけに頼るのではなく、あなた自身が持つ「授かる力」を引き出す相乗効果が期待できます。
東洋医学でアプローチする「排卵に関わる体質タイプ」
東洋医学では、排卵がスムーズにいかない原因をお身体全体のバランス(体質)から紐解いていきます。代表的な体質タイプをご紹介します。
「気虚(ききょ)」タイプ:エネルギー不足で排卵の力が弱い体質
「気」とは、お身体を動かす生命エネルギーのことです。気虚タイプの方は、卵巣を動かすエネルギーが不足しているため、卵子が育つのに時間がかかったり、排卵のパワーが弱くなったりしがちです。卵巣機能低下症や黄体機能不全などと深い関連があります。疲れやすく、胃腸が弱い方に多く見られる体質です。
「痰湿(たんしつ)」タイプ:余分な水分や老廃物が滞りやすい体質
「痰湿」とは、体内に余分な水分や老廃物が溜まっている状態を指します。骨盤内の巡りが滞ることで、卵巣の外皮が硬くなり、卵子が外に飛び出しにくくなる状態(多嚢胞性卵巣症候群:PCOSなど)に関わっていると考えられています。むくみやすく、体が重く感じやすい体質です。
「気滞(きたい)・血虚(けっきょ)」タイプ:ストレスや血流・栄養不足の体質
ストレスや過労によって自律神経が緊張すると「気滞(エネルギーの滞り)」が起き、脳から卵巣へのホルモン指令がうまく伝わらなくなります。また、卵巣へ必要な栄養や酸素を届ける「血(けつ)」が不足する「血虚」も、排卵の乱れを引き起こしやすい体質となります。
はなもも鍼灸治療院の「体質改善アプローチ」
当院では、一人ひとりの体質と丁寧に向き合い、お身体の「軸」から整える体質改善を行っております。
積聚治療(しゃくじゅちりょう)をベースにした「お腹と腰の深部温熱」
当院の基本である積聚治療に基づき、お腹や腰まわりを優しく温め、お身体の芯にある冷えを取り除きます。骨盤内の血流量を増やし、卵巣や子宮へ豊かな血液が行き渡る「巡りの良い体質」へと整えます。
自律神経を整え、ホルモン指令が伝わりやすい環境づくり
脳(視床下部・下垂体)と卵巣は、ホルモンというバトンリレーで深く連携しています。心地よい鍼灸の刺激で副交感神経を優位にし、ストレスで強張ったお身体を緩めることで、ホルモンがスムーズに働く体質へ導きます。
一人ひとりの「今の体質」に合わせた完全オーダーメイド施術
同じ「排卵障害」というお悩みであっても、原因となる体質は人それぞれ異なります。その日の脈診や腹診を通して、お身体が求めているツボを正確に見極め、あなたのためだけの体質改善プログラムを組み立てます。
病院での治療周期に合わせた施術プログラム
通院中の方は、タイミング法・人工授精・体外受精(採卵期・移植期など)の各ステップに合わせた施術プランもご用意しています。体質改善に加え、病院での治療効果を最大限に高めるための「補完ケア」として大きなサポートになります。
• 一般不妊治療を受けている方は、人工授精・タイミング法のための周期鍼灸 をご覧ください。
• 高度生殖医療にステップアップされている方は、体外受精・顕微授精を支える不妊鍼灸 をご覧ください。
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よくいただくご質問(FAQ)
Q1. 病院で排卵誘発剤を使っていますが、鍼灸の体質改善を併用しても大丈夫ですか?
A1. はい、まったく問題ありません。 むしろ、病院の治療と併用される方が多くいらっしゃいます。お薬の効果を身体がしっかりと受け止められるよう、体質改善でお身体の土台をサポートいたします。
Q2. PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と言われました。病院の治療以外に体質面でできることはありますか?
A2. 東洋医学の観点から「体質改善(巡りの改善)」を目指すことができます。 PCOSは東洋医学でいう「痰湿」や「血の滞り」が関与しているケースが多く見られます。余分な滞りを流し、お腹周りを温める体質改善を行うことで、健やかな排卵に向けたお身体作りを支えます。
焦らず、一歩ずつ「授かりやすい体質」を育んでいきましょう
排卵障害と向き合う日々の中で、「どうしてうまくいかないんだろう」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
けれど、焦る必要はありません。お身体は、適切なケアと温かな巡りを与えてあげることで、少しずつ、確実に「授かりやすい体質」へと変わっていきます。
病院での治療を大切にしながら、病院ではカバーしきれないあなたの「体質改善」を、私と一緒に進めていきませんか?
あなたが安心して妊活に向き合えるよう、心を込めてサポートさせていただきます。どんな小さな不安も、まずは当院にご相談ください。
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