ピックアップ障害でお悩みの方へ|検査に映らない不妊の原因に寄り添う鍼灸治療

お腹を鍼で施術をする様子

「病院で検査を受けても『異常なし』と言われるのに、なかなか妊娠につながらない……」 「ネットで調べるうちに『ピックアップ障害』という言葉を知って、不安になってしまった」
不妊治療を続ける中で、原因がはっきり特定できないまま時間が過ぎていくのは、本当に心が揺さぶられ、焦りや孤立感を感じてしまうものですよね。

排卵もしっかりしていて、精子の状態も問題がない。それなのに受精に至らない背景には、病院の標準的な検査では確認が難しい「ピックアップ障害」が関係しているケースも少なくありません。
でも、どうぞ一人で抱え込まないでくださいね。

千葉県四街道市の「はなもも鍼灸治療院」では、ピックアップ障害という“目に見えにくい不調”に対して、おカラダ全体のバランスと「根本の冷え」を整える鍼灸アプローチを行っています。

※当院における不妊・妊活鍼灸の全体像や施術方針について詳しく知りたい方は、こちらの「30代・40代のための不妊鍼灸・妊活コース」も併せてご参照ください。

ピックアップ障害とは?卵子が取り込まれない仕組み

卵管采(らんかんさい)のキャッチ機能と排卵のメカニズム

妊娠が成立するためには、卵巣から排卵された卵子が、精子と出会うために「卵管(らんかん)」の中へと入っていく必要があります。
このとき活躍するのが、卵管の先端にある「卵管采(らんかんさい)」という組織です。

卵管采は、まるで海のイソギンチャクの触手のように優しく広がり、排卵のタイミングに合わせて卵子をそっと包み込み、卵管の中へと吸い上げる役割を持っています。この一連の働きを「ピックアップ機能」と呼びます。

排卵された卵子が自然にコロコロと卵管に転がり込んでいくわけではなく、卵管采が自ら卵子をしっかりキャッチ(ピックアップ)して初めて、精子と出会う準備が整うのです。

卵管采・卵管のイラスト

なぜ一般的な検査ではわかりにくいのか?

ピックアップ障害とは、この「卵管采が卵子をうまくキャッチできない状態」を指します。
しかし、現代の高度な西洋医学であっても、「実際に卵管采が卵子を無事にキャッチできたかどうか」を直接超音波や血液検査でリアルタイムに観察する検査法は、現在のところ存在しません。

卵管造影検査で「卵管が通っている(通気性がある)」と診断されても、それはあくまで“管(くだ)としての通り道が存在する”という意味であり、“卵管采が生き生きと動いてキャッチできているか”までは確認できないのです。

そのため、原因が特定できない機能性不妊(原因不明不妊)と診断された方の多くに、このピックアップ機能の不調が隠れていると考えられています。

ピックアップ障害の2つのタイプ

ピックアップ障害には、大きく分けて「器質性(きしつせい)」と「機能性(きのうせい)」の2つのタイプが存在します。

1. 器質性(きしつせい)タイプ:癒着や構造的な問題

過去に起こった骨盤内の炎症(クラミジア感染症など)や、子宮内膜症などが原因で、卵管采の周囲に「癒着(ゆちゃく:組織同士がくっついてしまうこと)」が起きている状態です。

物理的に卵管采の形が変形していたり、動きが制限されていたりするため、病院の腹腔鏡検査などで判明することがあります。この場合は、医療機関での治療や体外受精へのステップアップが第一選択となるケースが多くなります。

2. 機能性(きのうせい)タイプ:見た目は正常でも機能がうまく働かない

検査では構造上の異常や癒着は見当たらないのに、なぜか卵管采がスムーズに働かない状態です。

「形はきれいなのに、動き(キャッチする活力)が低下している」というイメージです。原因が特定しにくいため、患者様としても「どうすればいいのだろう」と途方に暮れやすいタイプと言えます。

そして、この「機能性タイプ」のピックアップ障害こそ、東洋医学・鍼灸治療が得意とする領域です。

東洋医学で考える「ピックアップ機能」と「冷え(精気の消耗)」

妊娠力(気血のめぐり)の低下が引き起こす機能不全

西洋医学では「なぜ機能低下が起きるのか」という明確な答えが出にくい場合でも、東洋医学ではカラダ全体のエネルギーバランスに着目して原因を探っていきます。

女性のカラダは、「卵子を育てる」「ホルモンを分泌する」「子宮内膜を厚くする」「卵子をピックアップする」といった働きを、すべて繋がったひとつの生命活動(=妊娠力)としておこなっています。

東洋医学では、日々のストレス、過労、睡眠不足、不規則な生活などが重なることで、人が生まれ持つ生命力である「精気(せいき)」がジワジワと消耗していくと考えます。

当院では、この「精気の消耗」のこと=東洋医学的な『冷え』と呼んでいます。
単に「手足の表面が冷たい」ということだけではなく、カラダの奥深い部分で活力(気血のめぐり)が不足してしまうと、卵管采という繊細な組織まで十分なエネルギーが届かなくなり、ピックアップ機能が低下してしまうのです。
※「冷え」が不妊に及ぼす影響についてさらに詳しく知りたい方は、冷えによる不妊症の解説ページもご覧ください。

カラダ全体のバランスを整えることの大切さ

卵管采だけにアプローチしようとしても、土台となるおカラダ全体が疲弊していては、十分な働きを取り戻すことはできません。
植物に例えるなら、葉っぱや花の特定の場所だけを看病するのではなく、根っこに水分と栄養(気血)をたっぷり注ぎ込み、根幹から元気にさせてあげるようなイメージです。

カラダ全体の「冷え(精気の消耗)」を取り除き、気血のめぐりをスムーズにしてあげることで、おカラダ本来が持つ妊娠力が高まり、卵管采のキャッチ機能も自然な健やかさを取り戻す手助けとなります。

はなもも鍼灸治療院の「積聚治療(しゃくじゅちりょう)」

優しく全身のツボを刺激し、「根本の冷え」を取り除く

千葉県四街道市のはなもも鍼灸治療院では、積聚治療(しゃくじゅちりょう)という伝統的な東洋医学の施術をおこなっています。

• 痛みを感じにくい、極めて優しい鍼: 皮膚の表面に優しく触れるような柔らかい刺激で、全身のツボ(経穴)に働きかけます。強い刺激でカラダを緊張させることがありません。

• じんわりと温まる心地よいお灸: お腹や背中、足元のツボを優しく温め、自律神経の緊張を解きほぐしていきます。
痛みのない優しい施術でおカラダ全体の「冷え」を取り除くことで、滞っていた気血がすみずみまで巡り出し、内臓や生殖器官への血流・活力が底上げされていきます。

タイミング法・人工授精・体外受精(IVF)をおこなっている方へ

「病院での治療と並行して受けても大丈夫ですか?」というご質問をよくいただきますが、もちろん安心して受けていただけます。

当院の鍼灸治療は、医療機関でおこなう不妊治療の妨げになることはありません。むしろ、タイミング法や人工授精の成功率を高めるための「ベースづくり(土台整備)」として大きな役割を果たします。

また、体外受精や顕微授精へステップアップされている方にとっても、おカラダの血流を整えておくことは採卵や着床の環境づくりに大変効果的です。

※クリニックでの治療ステップに応じた鍼灸ケアについては、以下のページも併せてご参照ください。
▶ タイミング法・人工授精に合わせた鍼灸治療はこちら
▶ 体外受精・顕微授精に合わせた鍼灸治療はこちら

▼ 実際に施術を受けられた患者様のリアルな声
原因不明の不妊やピックアップ障害への不安を抱えながら当院に通われ、おカラダの変化を実感された患者様からたくさんの温かいメッセージをいただいております。
「患者様の喜びの声」一覧はこちら

院長からのメッセージ・ご相談案内

「病院の検査では何ともないと言われたけれど、どうして妊娠できないんだろう」 「ピックアップ障害かもしれないと思うと、どうすればいいのか分からない」

原因が見えない不安の中にいると、どうしてもご自身を責めてしまいがちです。でも、あなたのカラダが悪いわけでも、頑張りが足りないわけでもありません。ただ、おカラダの深い部分が少し疲れてしまって、「冷え」としてシグナルを出しているだけかもしれません。

はなもも鍼灸治療院では、お一人おひとりの不安や治療のステップにじっくり耳を傾け、心とおカラダの緊張を優しく解きほぐす施術を行っています。

ステップアップを迷われている方も、まずはご自身のおカラダを慈しみ、温める時間を作ってみませんか? あなたが本来持っている「授かる力」を、私たちが心を込めてサポートいたします。
まずはどうぞ、お気軽にご相談くださいね。
 
はなもも鍼灸治療院の「不妊治療・妊活コース」詳細はこちら
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【著者プロフィール】
院長:磯部 律元(はり師・きゅう師)

2013年「はなもも鍼灸治療院」を開設。のべ1万人以上の施術実績を持つ。 生理学や解剖学に基づく確かな知識と東洋医学を融合させ、妊活・妊婦ケア、自律神経の不調に深く寄り添う。
伝統的な「積聚(しゃくじゅ)治療」をベースに、心身の軸から温まる、根本的で心地よい鍼灸を追求し続けている。
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