慢性症状

パニック障害

明日を笑顔で迎えるために

パニック障害は治ったと思っても再発することがあり、一般には、難しい病気と捉えられています。当鍼灸院は、七情のバランスを整えることで、パニック障害からの早期脱却を目指しています。

パニック障害は、突然の動悸、呼吸困難、めまい、発汗などの「からだの変調」と、強い不安や恐怖感などの「心の変調」を伴う、「パニック発作」を引き起こします。発作は10分~1時間でおさまります。でも、発作が繰り返されると、また起きるのではないかといった「予期不安」が生まれてきます。長期化すると、大勢の人が集まる所や、過去に発作を起こした場所を避ける「広場恐怖」が生まれます。「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」、この3つが特徴的な症状です。
直接生命を脅かすものではありませんが、状態が悪化すると、家に閉じこもるようになり鬱(うつ)を併発することもあります。50%~60%の人は、鬱を伴うと考えられています。
パニック障害は、一般に、ストレスをため込みやすい環境で暮らしている人に多いとされていますが、必ずしもストレスだけが原因ではないようです。いつも緊張を高めている人に多いことが分かってきています。
近年の研究では、脳内の情報を伝達するシステムがうまく機能しなくなると、パニック障害やうつを発症すると考えられています。脳の中では、「神経伝達物質」と呼ばれる物質がさまざまな情報を、神経細胞から神経細胞へ伝達しています。「セロトニン」や「ノルアドレナリン」という神経伝達物質は、人の感情に関する情報を伝える物質であることがわかっています。パニック障害は、恐怖や不安に関係している「ノルアドレナリン」と、興奮を抑える「セロトニン」のバランスが、何らかの原因でくずれることで引き起こされると考えられています。また、鬱も神経伝達物質が減ることで発症するため、パニック障害と併発するケースが多いとされています。

<参考文献>
臨床医学各論 医歯薬出版株式会社

当鍼灸院では、パニック障害も鬱(うつ)と同様に「七情」、つまり、「喜、怒、思、憂、悲、恐、驚」のアンバランスが原因と考えています。そこで、鍼灸治療の基本方針も、鬱と同じく「気のうっ滞をとり、七情のバランスを整えること」としています。
一日でも早く不安感や恐怖心が和らぐよう、きめ細やかな施術で心身を癒します。パニック障害でお悩みの方は、ぜひ一度、ご相談ください。

慢性症状

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