妊活・不妊

妊活・不妊鍼灸の施術方針

待望の赤ちゃんを授かるために

温かいからだをつくり妊娠力を最大限に高める「根本療法」と、女性周期に合わせて行う「周期療法」で妊娠を目指します。一日でも早く喜びの瞬間が訪れるよう、一人ひとり丁寧にサポートいたします。

【温かいからだをつくり妊娠力を最大限に高める根本療法】
一般に、女性は、排卵がおきると体温が上がり、妊娠すると出産を迎えるまで温かいからだは保たれます。なぜなら、受精卵が正常に細胞分裂を繰り返して胎児に成長するためには、温かい環境が必要だからです。
不妊は、東洋医学では「不孕(ふよう)」と呼ばれ、数千年も昔から鍼灸治療がおこなわれてきた長い歴史があります。鍼灸はその膨大な施術の積み重ねの中で、冷えと不妊の関係を明らかにしてきました。
妊娠の成立には、ホルモンを分泌する力、卵胞を育てる力、良質の卵子をつくる力、排卵する力、子宮内膜をふかふかに厚くする力、着床した受精卵を育む力など、すべての力が必要です。これらの力が東洋医学における妊娠力です。妊娠力は、昔も今もかわることなく、みなさんのからだに備わっています。

ところが、冷えが生じると妊娠力は徐々に低下してきます。すると、「何の異常も見つからないけれども妊娠できない」、「採卵しても質の良い卵子がとれない」、「移植しても妊娠できない」など、とても悩ましい状況になります。東洋医学ではこの状態を、「未病(みびょう)」と呼びます。健康そうに見えても(病院の検査結果は異常なしでも)、妊娠する力が弱くなっているのです。
さらに冷えが強くなると、子宮内膜症や多嚢胞卵巣症候群など妊娠の妨げとなる病を招くことになります。これは、冷えが強まり、未病から病気に進行した状態です。妊活が思うようにいかない方の多くは、肩こり・腰痛をはじめ、頭痛・イライラ・抑うつ感・冷え性・便秘・生理痛などの不調を抱えていることが少なくありません。これらも冷えが原因で引き起こされます。
冷えを自覚している方はもちろん、自覚していない方も、お灸を施すととても気持ちいいと言います。これは、からだが熱を必要としているからと考えています。ご自身が思っている以上にからだは冷えています。
はなもも鍼灸治療院では「からだを芯から温める」という根本療法を行っています。温かなからだになり、本来の妊娠力を取り戻しましょう。

【女性周期に合わせて行う周期療法】
女性のからだは、低温期、排卵期、高温期というように周期的に変化しています。それぞれの時期に起こるからだの変化に応じて行う施術のことを、「周期療法」と言います。当鍼灸院では、「周期療法」も一緒に行っています。
周期療法の目的は、各期間に働くからだの機能がしっかりと作動するようにサポートすることです。
原因不明不妊や2人目不妊の方はもちろん、病院の不妊治療を受けている方や不妊の原因疾患を抱えている方にもぜひ受けていただきたい施術です。女性周期を図に示し、周期毎に行う施術について説明します。

〇低温期の施術
月経開始から約2週間続く低温期は、卵胞刺激ホルモン(FSH)や卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が盛んになり、卵胞・卵子、子宮内膜の成長が促される時期です。約半年かけてじっくりと成長してきた卵胞が、排卵可能なグラーフ卵胞に成熟します。一方、子宮内では、受精卵の着床に備えて柔らかく温かい子宮内膜が作られていきます。
この時期の卵巣と子宮は、いつも以上に血液を必要としているので、「補血(ほけつ)」の施術を行い、卵胞・卵子、子宮内膜の成長を手助けします。同時に、ホルモン中枢のある下垂体(脳の一部)にアプローチして、スムーズなホルモン分泌を促します。低温期の長い人は、卵胞の成長や子宮内膜の発育に問題を抱えている可能性があるので、お身体の状態を確認しながら施術を進めていきます。

〇排卵期の施術
排卵を誘発する黄体化ホルモン(LH)が分泌され、排卵が起きる時です。この時期は、卵子が卵胞から飛び出す力と、卵管采が卵子を卵管内に吸い込む力(ピックアップする力)が必要になります。排卵予定日の前後は、この力を補う「補気(ほき)」の施術を行います。
「気」とは、「精気」、つまり、エネルギー(生命力)のこと。 排卵機能とピックアップ機能がしっかりと作動するよう、「精気」を補います。ピックアップ障害はみつけることが難しいため、原因不明不妊や2人目不妊の中に隠れていることがあります。

〇高温期の施術
高温期に入ると、からだの中では、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)が多量に分泌されます。血流量が増えて、酸素と栄養が子宮にどんどん送り込まれます。子宮内膜が成熟して受精卵が着床する準備が整い、妊娠に向けて高温期はしばらく維持されます。
この時期の施術は、骨盤内の血行をよくして、ホルモンの分泌を促すことが主な目的です。受精卵が着床しやすいよう、子宮内膜の成熟をサポートします。
特に、高温期が短かったり、高温期と低温期の差が低かったりする人は、子宮内膜が成熟しにくいことがあるので、高温期の施術はとても大切です。

〇月経期の施術
妊娠しなかった場合、子宮内膜は剥がれ落ち、経血と一緒に体外に排出されます。月経期は、経血をきれいに排出する大掃除の時です。もし、経血が体内に残ると「瘀血(おけつ)」となり、血流を悪くする原因になります。月経期は、経血をすべて出し切ることが大切です。古い経血をきれいに排出して、次の妊娠する機会に備えましょう。
<参考文献:生理学 医歯薬出版株式会社>

【根本療法と周期療法で妊娠を目指す】
一本の樹木にたとえると、「根本療法」は、土台の根っこを強くすることで、「周期療法」は、枝や葉を手入れすることです。
地中に張りめぐらせた根は、樹木全体を支えて、水や養分を土から吸い上げます。葉は光合成をおこない栄養を作り出し、幹や枝は栄養を樹木全体にいきわたらせます。しっかりと根が張り、1つ1つの枝葉がその役割をはたすことで、立派な樹木に成長します。
妊娠も、妊娠力という「根」、つまり、土台がしっかりしてはじめて成立します。そして、女性周期に伴って働くからだの色々な機能が、「枝葉」のように1つ1つ着実に役割をはたすことで、質のいい卵子やふかふかの子宮内膜が育ちやすくなるわけです。
妊娠はからだ全体でするものです。
はなもも鍼灸治療院では、妊娠の土台(妊娠力)を強化する「根本療法」と、1つ1つの機能が確実に働くようにアシストする「周期療法」、この2つの鍼灸治療で妊娠を目指しています。

なかなか妊娠できないとお悩みの方、年齢的なリミットの迫っている方、ぜひ一度、はなもも鍼灸治療院にご相談ください。からだが整えば、きっと可愛らしい赤ちゃんに恵まれます。

【施術期間と費用について】
施術を受け始めてから妊娠するまでの期間は、1か月~1年以上と人によって様々です。
たとえば、妊娠を妨げている病気はないのに妊娠しにくい、いわゆる「未病タイプ」の方は、3ヶ月~6ヶ月の施術で妊娠するケースが多いです。これは、卵胞・卵子の成長する期間とほぼ一致しています。卵胞・卵子は、およそ6ヶ月以上かけて成長していくと考えられています(諸説あります)。そして、最後の2ヶ月~3ヶ月は、卵胞の成熟にとってとても大切な時期です。冷えの程度が軽い方は、妊娠力が戻るのも早く、結果も比較的早く出る傾向があります。
一方、不妊や流産の原因になる病気をかかえている方は、冷えが少し強いため、妊娠までに時間を要することがあります。でも、根気よく冷えをとり妊娠力を高めていけば、その先に、きっと嬉しい結果が待っています。

体外受精などと鍼灸治療を併用した場合、経済的な負担は大きくなります。そこで、当鍼灸院では、みなさんに安心して施術を受けていただけるよう、1か月定額料金をご用意しています(1か月間に10回まで自由に施術を受けていただけます)。詳しくは、「料金案内」ページをご覧ください。
費用面のことが心配で今まで鍼灸治療を控えてきた方や、こまめに施術を受けたい方など、一日でも早く赤ちゃんを希望される方はぜひご利用ください。

料金案内