待望の赤ちゃんを授かり幸せなはずなのに、わけもなく涙が出たり、気持ちが落ち込んだりしてしまうマタニティブルー。そんなマタニティブルーの治療には鍼灸が効果的です。
マタニティブルーの症状
マタニティブルーの症状というのは、気持ちが落ち込んだり、急に泣きたくなったり、出産や育児に不安を感じたり、ちょっとしたことでイライラしてしまったりする精神面にあらわれる不調と、不眠、倦怠感、頭痛、動悸、息切れなどといったように自律神経系に起こる不調があります。一般には、マタニティブルーはメンタルの症状が多いと思われがちですが、自律神経系の症状に悩む人も少なくありません。
マタニティブルーの原因
マタニティブルーの原因は、はっきりとは解明されていませんが、産前産後のホルモンバランスの変化、妊娠・出産にともなう体力の低下、赤ちゃんのお世話による睡眠不足や心理的なプレッシャーなどが大きく関係しています。妊娠と出産は、心と体に大きな変化をもたらします。赤ちゃんが生まれると、それまでとはうって変わった生活になります。マタニティブルーはさまざまな要因が複雑に絡み合い、メンタルや自律神経が不安定になることで起こります。
ほっとくと危険なマタニティブルー
マタニティブルーは、妊娠中の方や出産した人のおよそ30%にみられる生理現象の一種で、いわゆる精神疾患(病気)ではありません。たいていの場合は数日でおさまりますが、悪化すると産前うつ、産後うつという精神疾患に移行することがあるので注意が必要です。また、マタニティブルーは産前、産後どちらでも起こる可能性があり、中には両方で体験される方もいるので早めに対処するようにしましょう。
マタニティブルーは鍼灸治療で改善
マタニティブルーは生理現象と考えられているため薬はなく、病院では特別な治療を行わないことが殆どです。しかし、いくら生理的なものとは言え、不調のまま過ごすのは辛いことです。セルフケアで良くなればいいのですが、数日経っても良くならないと、悪化してうつ病に移行してしまわないか不安を感じることもあると思います。はなもも鍼灸治療院では、鍼灸師国家資格を持つ専門家によるマタニティブルーの治療をしっかりと受けていただくことができます。主に、女性ホルモンの変動が大きい妊娠初期から中期の妊婦さんや、産褥期の回復しきっていない体で新生児のお世話に追われるママさん達が来院されています。
鍼灸と聞くと、腰痛や肩こりの治療といったイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。逆子やつわりに効果があるばかりか、自律神経失調症やうつ病などマタニティブルーと関係が深い病気もトータルで治療することができます。しかも、副作用がないので妊娠中や産褥期の女性の治療にぴったりです。
はなもも鍼灸治療院では、鍼灸治療によって不安定な心理状態を安定化すると共に、乱れた自律神経バランスを正常な状態に整えていきます。また、ホルモン変動の影響を受けなくなるように、体質改善の治療も同時に行っていきます。はなもも鍼灸治療院ならではの治療を受けることによって、マタニティブルーが緩和されるばかりか、再発のリスクも低減できます。
メンタル、自律神経、ホルモン系の治療は当院の得意分野の1つです。「もしかして、マタニティブルーかも」と思ったら、一人で何とかしようと考えず、気軽にはなもも鍼灸治療院にお問合せください。特に、症状が5日以上続いている方、過去にうつ病を患ったことのある方は我慢せず早めにご相談ください。マタニティブルーが緩和して清々しい産前産後を過ごせるようになります。